若者の現実離れ

感情を1ミリでも自分の外側に出すと寿命が縮むような世界観で生きている人たちの死んだ目をとらえて離すことができなくなっているくらいに夢中にさせている対象はわざとらしいくらいオーバーリアクションに感情を噴出させて暴れまわる個性豊かなキャラクターたち。

能面がへばりついたような顔に空いた穴から低い笛のような音が漏れてきて耳をすましてよく聴くと「わかるぅ、わかるぅ」というようなことを言っているんだということがかろうじて判断できる。

お前らには一生何も分からない。

 

僕は

「昔の自分はダメなやつだった」

否定のようでいて現在の自分を肯定してる言葉。

現在の自分のダメさから目をそらしている言葉。

 

理想像へ向かう矢印の方向のみを肯定し、

常に自分を否定し続けることが誠実な姿勢だと思う。

僕は。

謝る

謝るときに相手に許してもらおうとして謝ったことは一度もない。

ここで謝らなかったら自分が自分に「こいつダッサ」と思われそうだな、というときに謝る。

自分のために謝る。

謝ったあとにつけあがって相手がやいやい言ってきても「お前のために謝ったんじゃない、帰れ」というスピリット。

 

心は腐ってるんじゃなくて発酵させている。