覚醒

4ヶ月ほど前からパチンコ屋でバイトしている。

台のエラー音が聞こえたらすぐさま駆けつける、ということを繰り返しているうちに、エラー音の幻聴が聞こえるようになってきた。

エラー音を聞いてダッシュで台に駆け寄ると、何のエラーも出ていない。

僕が「あれ?」という顔でキョロキョロしていると、

社員さんが僕の肩を叩いて

「とうとうお前も聞こえるようになったか…」と言う。

何かの能力に目覚めた気がして、少し嬉しくなった。

今日の夢

公園にて。

小学3、4年生くらいの男の子がカラフルな的に向かって、ナイフを投げて遊んでいる。

ナイフは1本だけしかないらしく、

投げては的まで走って引き抜き、

元の場所まで走っては投げ、遊んでいる。

 

それを少し離れたベンチから見ていた僕の太ももに、

男の子の手からすっぽ抜けたナイフが突き刺さった。

 

男の子は手を振りながら

「ごめんなさい、取って下さぁい!」と叫びながら寄ってくる。

 

ナイフは大きい。横幅が10cm近くある。

「抜いたら死んじゃうかも」と一瞬よぎったものの、

「返してあげないと遊べなくなってかわいそうだなぁ」と思い、

ゆっくりと太ももからナイフを抜く。

 

クラクラしながら立ち上がって、

「ごめん、血でベタベタになったけど」と謝りながら男の子にナイフを手渡すと、

「いいよ」と言ってくれた。

 

水飲み場を指差しながら

「いいよ、洗うから」と言ってくれた。

‬休憩室にて

「何で注意されてるときに笑ってるんですか」と先輩に叱られる。

「笑ってるんじゃなくて、ナチュラルな表情がこれなんです、すいません」と謝ると、

ナチュラルって言葉選びがもうふざけてる」と叱られる。


ナチュラルにナチュラルという言葉選びをしたつもりだったけど、

いけなかったらしい。


全然わからない。

人間の世界はむずかしい。